1 :鳥獣戯画 ★:2021/11/02(火) 07:30:11.83 ID:CAP_USER.net
マグミクス2021.11.01
https://magmix.jp/post/65991
●ボディにしわがないメタルな質感『レッドバロン』
特撮で巨大ロボットに人が搭乗するという設定は『スーパーロボット レッドバロン』が初めてでした。制作は『アイアンキング』などを手がけた宣弘社です。バロンのスーツは当時200万円をかけて作られたグラスファイバー製で硬度が高く、着ぐるみ特有のシワがほぼ出ないのでリアルなロボット感がありました(※途中からアクションシーンにラバー製も導入)。スタートから2か月ほどで視聴率は2桁に乗ります。
演出面でも、必殺「バロンパンチ」は画期的でした。操縦者の主人公・健がレバーを引くと合成画面に切り替わり、バロンパンチと書かれた字幕の奥から拳部分が飛んできて文字を突き破るのです。すると画面が切り替わり敵ロボに命中!という斬新な演出でした。
また、『スーパーロボット レッドバロン』はロボット対戦だけでなく、スパイアクション、カーチェイスにバイクチェイス、後半はカンフーアクションも取り入れるなど、かっこいい要素が盛りだくさん。特に、松原真理隊員のミニスカアクションは男子の目をクギ付けにしました。
さらに、作品を通して斬新な設定や現代にも通じるメッセージが盛り込まれていました。例えば、レッドバロンはレバーの指紋と声紋の認証でしか反応しないため、健しか動かせません。約50年前の段階で、個人認証システムを導入していたのです。
敵である鉄面党は人間の体内に爆弾を埋め込み、人間奴隷として働かせています。第1話で、バロンを作った主人公の兄も人間奴隷にされ爆死。第26話ではSSI(科学秘密特捜隊)の大郷キャップと堀隊員が敵を倒すため自爆。他にも、登場人物が家族のために味方を裏切るなど、視聴者に“自分ならどうする?”と問いかけるようなヘビーな展開が度々ありました。
『スーパーロボット レッドバロン』は視聴率も好調で、商品化権許諾80社、関連商品は500点以上を記録。日本テレビの番組の版権収入では新記録(当時の額で1億円)を打ち立てるほどの成功をおさめましたが、スポンサーの日本空気販売の倒産で突然放送終了に。最終回で、実は生きていた健の父・科学者の健太郎が言い放った最後のセリフは未来を予言しているかのようでした。
「私は人間より優れたロボットを作ろうと努力しました。でも無理でした。人間はロボットになることができても、ロボットは人間にはなれないからです」
●『スーパーロボット マッハバロン』特撮技術と映像で魅了
半年後、『レッドバロン』の特撮で協力していた日本現代企画の制作により、第2弾『スーパーロボット マッハバロン』がスタートします。シリーズですが前作とのつながりはありません。
当時、好評だった『スーパーロボット レッドバロン』を超えようという気合いを感じました。敵ロボやセット、衣装などはテレビ映えする色彩で、カメラアングルや合成画面、カット割りなど映像面でも凝った演出がたくさんあります。マッハバロンが水中から登場するシーンはダイナミックで毎回楽しみでした。前作より生身のアクションは減りましたが、俳優の足下近くでの爆破特効はかなり危険で攻めています。改めて観ると映像・演出のクオリティが高い作品でした。
マッハバロンの本体はレッドよりもスリムで、深紅のボディはいつもピカピカでした。設定では武器が30種類あるとされ、兵装の動力が必要なため首が高速回転します。「アトミックファイヤー!」と叫んで首をブルブル震わせる真似をした子供はたくさんいたはずです(笑)。
また、テーマ曲も特撮の名曲に挙げられます。OP曲の「マッハバロン」はグラムロックテイストで、すぎうらよしひろさんが洋楽っぽく歌い上げています。まるで見ている者に勇気を振り絞れと鼓舞するかのような内容です。EDは「眠れマッハバロン」というバラードで、「バロンが出動しない平和が一番なんだ」と思わせる歌詞です。ぜひ聴いてみてください
ストーリーとしては、国際科学救助隊”KSS”隊員の主人公・嵐田陽がマッハバロンを操縦し悪のロボット帝国に立ち向かう……という内容ですが、正直『スーパーロボット レッドバロン』と比べると物語は淡泊で、裏テーマやアンチテーゼといったものを感じません。いや、もしかしたらあったのかもしれませんが、全40話の予定が前年に発生した第1次オイルショックのあおりを受け、26話で終了となってしまったので描けなかった可能性もあります。
最終話のラストシーンは、陽がマッハバロンに乗り込み……ナレーションで「だが戦いはまだ終わったわけではない。頑張れKSS、負けるなマッハバロン!」と締めくくられています。敵ボスを倒せないままの幕切れに気持ち悪さだけが残りました(以下リンク先で)。
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